私たちの歴史は
新たな領域への挑戦の歴史です。

1936年にプラグメーカーとして創立した当社の歴史は、常に、時代の変化に応じて社会が抱える課題解決のために挑戦し続けてきました。

技術と品質にこだわる森村組のDNAを受け継ぎながら、新たな価値の創造に挑戦し、
未来をひらく革新的なものづくりで、世界になくてはならない企業を目指し続けていきます。

森村グループ

日本の陶磁器産業を代表する企業集団森村グループは、1876年(明治9年)、森村市左衛門と森村豊兄弟の両氏によって創立された、わが国貿易業界の草分けともいうべき森村組[現:森村商事(株)]がそのルーツです。

グループとして協力し合いながらも、それぞれの得意分野をもち専門性を高めることで企業の発展を目指します。

森村グループ

森村グループの企業

日本特殊陶業は、1936年に設立されました。さらにルーツを求めて森村グループの祖、森村市左衛門らが起こした森村組(1876年)までさかのぼると、140年以上の歴史があります。

  • ノリタケ
  • TOTO
  • 日本ガイシ
  • 日本特殊陶業
  • 森村商事株式会社
  • 大倉陶園

売上高推移

  • 1937年「NGKスパークプラグ」の生産を開始。
    スパークプラグの最初の生産は、1937年4月に開始しました。初代社長である江副孫右衛門の「わが国の特産品である磁器をもってプラグを生産する」という決意から始まった当社のプラグ生産は、現在、スパークプラグ世界No.1の地位を確立するまでに成長し、なお進化し続けています。
  • 1949年「NTKニューセラミック」製造開始。
    1949(昭和24)年春から、「NTK特殊磁器」として多種多様な商品を順次発売し、本格的にセラミック分野へ進出しました。
    その後、NTKブランド(「NTK」は1950(昭和25)年末に商標登録)は、ニューセラミックスとして、プラグ関連製品以外に広く使用されています。
  • 1959年「ブラジル特殊陶業(株)」設立。
    1949(昭和24)1959(昭和34)年にブラジルに初の海外拠点を設立したことを皮切りに海外へ積極的に進出し、強力な海外ネットワークを築きました。海外での販売を伸ばす中、最高峰の二輪レースにプラグを提供し、そのマシンが優勝。以来、当社スパークプラグを搭載したマシンが多くのレースで活躍したことによって、当社のブランドが世界に知られることとなりました。
  • 1967年「ICパッケージ」生産開始。

    ガラスシールやメタライズ、メッキなどの技術を開発した上で、1967(昭和42)年春のIEEE* ショーに14リードICパッケージを出品、秋から生産を開始しました。

    *IEEE:米国に本部を持つ電機工学・電子工学技術の学会。正式名称は、The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.。

  • 1982年「自動車用酸素センサ」製造開始。
    当社のセンサー事業は、1971(昭和46)年の触媒コンバーター加熱警報装置用温度センサの開発に始まる。その後の排気ガス規制強化に伴い、酸素センサを使用するフィードバック燃料噴射システムに3元触媒を組み合わせた方式が主流となり、1982(昭和57)年にジルコニアおよびチタニア酸素センサを開発して当事業を礎を築きました。
  • 1989年「静電チャック」販売開始。
    1980年代後半、半導体素子の高集積化や低価格化の動きに伴い、半導体製造装置部品を耐熱・耐食性に優るセラミックス製品に置き換える流れに対応し、静電チャックを販売しました。2000年代には量産が開始され、拡販を進めていきました。
  • 1999年「医療用酸素濃縮装置」の販売を開始。
    当社は高齢化社会が進み、医療分野でバイオセラミックスが貢献できるとの判断から、1970年代より医療分野の研究を始めました。
    1999年には医療用酸素濃縮装置の販売を開始しています。
  • 2007年「1kW級固体酸化物形燃料電池発電システム」開発。
    当社のセンサー事業は、1971(昭和46)2007(平成19)年10月、従来比2倍以上という世界最高水準の発電出力密度を発揮する実用サイズ平版形固体酸化物形燃料電池を開発。これに当社独自のセンサ技術と電子回路技術を組み合わせることで、極めてコンパクトな高効率発電システムの構築に成功しました。
    一般家庭への普及、水素社会の到来に向け、発電効率と耐久性の両立、低コスト化とコンパクト化に取り組み続けています。
  • 2021年カンパニー制
    2040年の事業環境を見据え、各事業・各人の責任と権限を明確にすることを狙いに社内カンパニー制を導入。一部の事業部門については分社化も行いました。独立自営の方針のもと、事業のポジションに応じた事業価値の最大化を加速させていきます。
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英文社名をNiterraへ変更

日本特殊陶業はこれまで内燃機関向け製品を軸に、社会の発展に貢献してきました。そして今、未来に向けて様々な変革に取り組んでいます。その一環として2023年4月1日に、英文社名を「NGK SPARK PLUG」から、「Niterra(ニテラ)」に変更しました。Niterraとは、ラテン語で輝くを意味する「Niteo」と地球を表す「terra」の造語。「地球を輝かせる企業となる」という想いを込めています。これからも行動指針「Change with Will !!」のもと、新たなマインドセットとして“Something New”を意識し、社会的課題の解決に取り組んでまいります。

英文社名をNiterraへ変更
英文社名をNiterraへ変更